妊娠は病気じゃない!の本当の意味を知っていますか?

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命を授かるということは、とても喜ばしいことですよね?

でも、実際に子供をお腹に宿す女性には大変なことも多いです。

「妊娠は病気じゃない」

耳にしたことのある人、言ったことのある人もいるんじゃないでしょうか?

「妊娠は病気じゃない」この言葉の本当の意味を知らない人は意外に多いんです。

この記事では、妊娠は病気じゃない、この言葉の本当の意味について徹底解説していきます。

目次

妊娠は病気じゃない、本当の意味とは

しらない君

妊娠は病気じゃないんでしょ?

しらない君

そうです、妊娠は病気ではありません。

では、「妊娠は病気じゃない」の本当の意味とはなんでしょうか?

妊娠は病気じゃない。
なので、体調が悪くなっても薬で治せるものじゃない。
医療ではどうにもならない事もある。
だから、身体を大切に!

という意味です。

間違った解釈をして、「妊娠は病気じゃない」(だから頑張れ)と、精神論でどうにかなるようなニュアンスで使われることも多いこの言葉ですが、それはとても危険です。

いじわるな気持ちではなく、むしろ励ましの意味で使っている人もいるかもしれませんね。

しかし、この使い方はタブーです。

妊娠は病気じゃないんだから頑張れ!という意味で使うのはやめましょう。

つわりの症状

つわりを経験した方や、まさに真っただ中という方はつわりという言葉を聞いただけでゾッとしてしまいますよね。

人によって程度はありますが、妊娠中大変なことの1つがつわりです。

症状や程度は様々ですが、つわりは妊娠5ヶ月頃からあらわれ9カ月をピークに緩やかに減少していきます。(出産直前まで継続する人もいます)

つわりについて、主な症状をまとめました。

  • 吐きつわり
    ドラマなどで妊娠発覚のシーンでおなじみですよね。
    あらゆるニオイに敏感になり、食べ物を食べても吐いてしまうような症状が続きます。
  • 食べつわり
    少しでも空腹を感じると気持ち悪くなります。
    食べないと気持ち悪くなるため常に何か口に入れているような状態が続きます。
  • よだれつわり
    妊娠手から異様によだれが分泌される状態を指します。
  • 頭痛
    実は、頭痛もつわりとしてよく聞かれる症状の1つです。
    弱く続く頭痛や片頭痛、割れるような強い痛みなど痛みの症状も様々です。
  • 眠気
    多くの妊婦さんに経験があると思います。
    自分の意思では抗えないような強烈な眠気を感じる人もいます。

ここに書いた症状はほんの一例です。

妊娠中は、精神的にも身体的にも大変なことが沢山あります。

全くつわりが無かったという人もいますが、「妊娠悪阻」と呼ばれる入院するほど重いつわりに悩む人もいます。

1番大切なことは つわりは人によって症状が違う ということです。

絶対に誰かと比べて自分を責めるようなことは必要ありません。

妊婦さんの周りの人も、「あの人は、、、」というような比べ方はタブーです。

つわりを感じる理由

実は、つわりを感じる理由はしっかりと解明されはいません。

現代のように医療が進化した、この時代でも明確な答えが無いのです。

有力な説としては妊娠中の急激なホルモンの変化からおきるのでは?と言われています。

  • HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
    妊娠中に受精卵の一部から分泌されるホルモンで黄体を刺激してプロゲステロンの低下を防ぎ、受精卵の成長や妊娠の維持を助けるホルモンです。
    HCGの急激な分泌がつわりの時期に重なるため、原因の1つではないかと言われています。
  • エストロゲン・プロゲステロン
    HCGが卵巣を刺激することで、エストロゲン・プロゲステロンが卵巣から沢山分泌される。
    脳にある嘔吐中枢を刺激したり、腸の動きを悪くしたりする作用があるため、つわりの原因になるかもしれないと言われています。
  • 甲状腺ホルモン
    妊娠してHCGが急激に分泌された影響により甲状腺が刺激され、甲状腺ホルモンが普段より多く分泌されます。
    甲状腺ホルモンが増えると、イライラや気持ちが落ち着かず動機・息切れ・疲れやすいなどの症状が現れます。

安定期は安心期ではありません

大変なつわりを乗り切って、妊娠5カ月から6ヶ月頃から安定期と呼ばれる時期に入ります。

安定期と呼ばれる言葉の響きから、すっかり安心してしまうのもこの時期です。

確かに、妊娠初期の不安定な時期を乗り越えて、つわりが終わり解放された気分になります。

しかし。油断は禁物です。

安定期以降におこる主なトラブル

  • 動機や息切れ
    妊娠中は血液量や心拍数が増加し、動機や息切れを感じやすくなります。
  • 貧血
    妊娠中は血液量が増えますが、赤血球が不足しがちなため貧血がおこりやすくなります。
  • 急激な体重増加(腰痛)
    つわりが落ち着くとエネルギーを欲して食欲が増加します。
    欲求のまま食べていると必要以上の脂肪が蓄積され、腰痛などのトラブルに繋がります。
  • 便秘や痔
    妊娠中は黄体ホルモンの変化や、大きくなった子宮が腸を圧迫することなどから便秘になりやすいです。
  • お腹の張り
    生理的なお腹の張りは自然におこるもので、少し休めは治まることが多いです。
    問題になるのは、動きすぎや無理のしすぎなどから、頻繁にお腹が張る・痛みがある張り・出血が確認されるような場合はすぐに医師に相談しましょう。

安定期だからと安心して動きすぎたり無理をしたりということは避けましょう。

まとめ

子供を授かり無事に出産するということは奇跡の連続です。

妊婦であっても、家事や子育て、仕事にと忙しくどうしても無理してしまう場面もあるかもしれません。

けれど、妊娠は病気じゃない(不調があっても薬では治せないこともある)→身体を第一優先に。

この意味を、頭の片隅に置いてくれると嬉しいです。

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この記事を書いた人

まるこです。
介護福祉士の資格を持っています。
絶賛ダブルケア中。
介護職のこと、ダブルケアについて
色々書いていきます♪

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