介護支援専門員(ケアマネジャー)の給料は?資格取得には何が必要?

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介護職員としてステップアップしていく中で、見えてくるのが介護支援専門員(ケアマネジャー)ですよね。

介護職員専門員(ケアマネジャー)になると給料はあがるのでしょうか?

資格の取り方も気になりますよね?

この記事では、介護支援専門員(ケアマネジャー)の給料事情、仕事内容から資格取得の仕方まで詳しく解説していきます。



目次

介護職員専門員(ケアマネジャー)になると給料は上がる?

介護職員専門員(ケアマネジャー)の仕事をしたいと考えるy中で、やはり給料は気になりますよね?

介護職員専門員(ケアマネジャー)の平均給与額はどれくらいなのでしょうか?

36万8,030円です。

思ってるより給料がいい!と思う人も多いんじゃないでしょうか?

給料の比較

介護支援専門員(ケアマネジャー)は他の介護職員と比べ給料は高いのでしょうか?

資格平均給与
無資格27万5,920円
介護職員初任者研修30万1,210円
介護福祉士実務者研修30万3,230円
介護福祉士32万9,250円
社会福祉士35万3,020円
介護支援専門員(ケアマネジャー)36万8,030円
参考:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果 第99表 介護職員の平均給与額等(月給・常勤の者),サービス種類別,保有資格別(処遇改善加算(I)~(V)を取得している事業所)(p166)

しかし、この金額は手当や一時金が盛り込まれた金額です。

実際の介護支援専門員(ケアマネジャー)の平均基本給は21万6,780円でした。

地域や勤務年数、手当などで変わってきますが、最低ラインは20万程度という感じですね。

介護支援専門員(ケアマネジャー)の平均年収は400万円程度です。

介護支援専門員(ケアマネジャー)の仕事内容

介護支援専門員(ケアマネジャー)とはどんな仕事なのでしょうか

業務内容についてまとめました。

  1. ケアプランの作成
  2. 介護サービスの給付管理票の作成
  3. 利用者とサービス提供者との仲介
  4. 要介護認定の申請代行
  5. 入退院や施設入所の支援

ケアプランの作成

ケアプランとは介護保険サービスを受ける時に必要となる介護の計画書です。

  • サービスの種類
  • サービスの内容
  • 利用回数
  • 利用時間
  • 利用料金

などについて、定期的に利用者、家族と面談し利用者の状況や希望、目標などを確認しながらケアプランを作成します。

介護サービスの給付管理票の作成

介護サービスを提供している施設や事業所は介護給付費を国民健康保険団体連合会(国保連)に請求します。

介護給付費を請求するためには、「給付管理表」が必要です。

介護支援専門員(ケアマネジャー)は「給付管理票」を作成し国保連に提出します。

利用者とサービス提供者との仲介

介護支援専門員(ケアマネジャー)は介護サービスを提供するあらゆる機関と連携し、適切なサービスが提供できるように調整します。

利用者や家族とも密に関わり、相談内容などを共有し迅速に対応できる体制を整えます。

要介護認定の申請代行

介護サービスを利用するために必要となる要介護認定ですが、介護支援専門員(ケアマネジャー)は利用者の代わりに申請を行うことが出来ます。

入退院や施設入所の支援

介護支援専門員(ケアマネジャー)は、入退院や施設入所の支援も大切な仕事の1つです。

利用者が退院する際、介護が必要になった場合、介護支援専門員(ケアマネジャー)が受けられる介護サービスを調整します。

介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取得するには

介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取得するためにはどうすれば良いのでしょうか?

受験要項を満たし都道府県が実施する試験に合格して、介護支援専門員実務研修を受講する必要があります。

介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格試験を受験するには

医療・福祉・介護の分野(国家資格保有)で5年以上の実務経験(業務従事900日以上)が必要です。

医療・福祉・介護の対象となる国家資格

医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護士・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・介護福祉士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師、きゅう師・柔道整復師・栄養士(管理栄養士含む)・精神保健福祉士

介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格取得までの流れ

STEP
介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格試験を受ける

正式名称:介護支援専門員実務研修受講試験は各都道府県が管轄し行われます。

試験申し込み時期:5月~7月

試験時期:10月

試験時間:120分

問題数:60問のマークシート

60問は少なく感じられますが、介護福祉士の合格率が60~70%なのに対し、介護支援専門員(ケアマネジャー)は20%とかなり難しい試験です。

試験の申込時期は5月~7月ですが、各都道府県によって異なるので確認が必要です。

STEP
介護支援専門員(ケアマネジャー)実務研修を受講する

介護支援専門員実務研修受講試験に合格後は、介護支援専門員実務研修を受講する必要があります。

全国一律で87時間の研修受講が必要です。

受講修了時には修了評価が実施されます。

STEP
都道府県に登録申請を行う

実務研修を終え、研修修了証明書を受け取った後は、3カ月以内に試験を申し込んだ都道府県へ介護支援専門員(ケアマネジャー)の登録申請を行います。

その際、すぐ働きたい場合は介護支援専門員証の交付も必須です。

STEP
定期的な更新

介護支援専門員(ケアマネジャー)は資格取得後も5年ごとの更新研修が必要となります。

3年ごとに改定する介護保険制度に対応するために必要な研修です。



まとめ

この記事では、介護支援専門員(ケアマネジャー)の給料事情、仕事内容や資格取得の仕方を解説してきました。

介護支援専門員(ケアマネジャー)は介護サービスを提供するあらゆる機関と連携する中心的存在です。

これからの時代、ますます介護支援専門員(ケアマネジャー)は必要とされる存在になります。

責任感があり介護の仕事に誇りを持っている人は、持っていて損はない資格です。

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この記事を書いた人

まるこです。
介護福祉士の資格を持っています。
絶賛ダブルケア中。
介護職のこと、ダブルケアについて
色々書いていきます♪

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